お金をかけずにサーバーの勉強をしよう

書籍でのサーバーのお勉強

2023年9月14日

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2018年頃から書籍でお勉強するのが難しくなってきた話。

こんにちは。

サーバーエンジニアに限らず ITエンジニアの人で、10年以上やっている人は感じている事と思いますが、2018年頃から IT系の雑誌や専門誌の元気がありません。

私は定期的に秋葉原の書泉ブックタワーに行って新刊を確認しますが、発行される書籍が 10年前と比べると非常に少なくなってると感じます。

更に遡って 30年前はパソコン関係の雑誌の群雄割拠時代で、ソフトバンクなんか月刊誌や専門誌を一杯出していたものです。


ITエンジニアの需要がこれだけ高まっていて、リスキリングなどで他業界から参入してくる人も相当に多いのに、日本語書籍が凄く少ないです。

つい先日も、老舗の技術評論社の『WEB+DB PRESS』が終わってしまいまして、残るは『Software Design』だけとかなりお寒い状況です。

IT技術革新が速過ぎて本にするのが間に合わないのが原因だろうと思っています。

いつも ITの新技術はアメリカで発生します。

日本人のアーリーアダプタがそれを使い始めつつ英語ドキュメントから情報を得て、翻訳をしながら本に纏めていく、その作業で 1年はかかっちゃうんでしょう。

旧バージョンでの不具合や使い辛いところが 1年も経つと後継のバージョンで解消されたり新機能として実装されたりして、折角アーリーアダプタが纏めた回避策などのノウハウも無意味になってしまいます。

1冊で ¥4,000近くする書籍を購入する側としては、古い情報に金を出す気になれませんから、そういう状況が書籍の売上にも影響しているのでしょう。

ここ 5年くらいで刊行された専門書は、尖ったものは少なく、陳腐化しないものに一点集中って感じでしたね。
DockerとPythonで機械学習する本が一杯出ましたが、その裏で AWSや Azureの本なんかあまり出なくなってしまいました。

こうなりますと、日本人の ITエンジニアは原典の英語ドキュメントを読み解く他ないので、ただでさえ知らない技術を得ようとしているところに、英語って重しがのっかってきています。

英語ドキュメントには文化的/文学的/宗教的表現は無く、文法も難しくないので、高校英語程度の力があれば読めはします。

ただコンピューターやプログラミング界の技術的な単語が出てくるので、先に日本語でその技術に触れていないと中々自分の知識と結びつかない気がします。

技術習得のため英語Docを読む技術が無いと英語Docを理解できない

この相反する 2つの間を行ったり来たりしている感じで、最近 ITに参入してきた人は中々に厳しい戦いを強いられているな、と思う次第です。

最近は YouTube動画で良いのがあるんですが、当たり前ですけど英語の動画の方が断然に多いです。
だけど日本語への自動翻訳が死んでいて、そこから知りたいことを拾い上げるのに苦労しています。


この日本語書籍、ひいては日本語情報の少なさ、プログラミング系はまだマシな方で、サーバーインフラ系は完全に終了しているように思います。
これじゃ独学がキツイ…。

サーバーエンジニアのスクールもあるんですが、上のような日本語書籍のお寒い刊行状況から推察するに、一スクールが出版社以上のインストラクションを作れるとも思えず、ちょっと古いものを扱っているはずです。

そうなると現場とのギャップを埋めきれないので、最後はやっぱり独学しないといけないのですね。


サーバーエンジニア界隈は知るべき技術がバラバラで、昔っから画一的な勉強方法がないフィールドです。

基本の本を通読して、次に応用の本を通読して、そういう日本人好みのお勉強方法が取れないのがまた難しくさせている気がしますね。

余り本に拘泥せず、覚える順番にも固執しないで、実践をしてみて分からない所を書籍などで拾っていき、また実践に戻るの繰り返しが結果的に一番効率が良いように思います。


最近出た中じゃ「これだよ、これ、こういうのが欲しかったの。」って本。
今この本が凄く欲しくて、いずれ買うと思います。
同じ思いの人が多いのか、秋葉原の書泉ブックタワーの 3Fではあっという間に一番売れてる本になった模様。

→ 買いました。Linuxをやるならマストバイ。