サーバーエンジニアはこの本を買わねばならぬ。
この本を買いました。
初心者には必要ないですが、Linuxサーバーの運用管理をするならいつか必要になる本と思います。
systemdを謳ったのは何年か前にこの本が出たっきりです。
この本はこの本で、古本でも良いから手に入れておいた方が良いのですが、いかんせん CentOS7ですからね。
LinuxOSのブートが initdではなく systemdが主流になってもう何年も経ちまして、これから Linuxサーバーのお勉強をする人は systemdをやっておけば OKではあるんですが、体系だってお勉強できる日本語の書籍がホントに少ないんです。
Alma Linux・Rocky Linux の本は刊行されてはいるんですが、OS全般の本ゆえ systemdへの愛は薄くなってしまっています。
左が Ver.9の、右が Ver.8の本です。
RHEL系では、これはこれで手元に欲しい本です。
『systemdの思想と機能』は刊行される前から期待していたのですが、よくぞここまでまとめた本を出して下さったという想いです。
税込みで ¥3,080でしたが、3千円でこの情報が手に入るのは格安です。
最寄駅近くの本屋で 1冊だけ見つけて、後でチャリで買いに行ったらもう無くなってまして…。
「ナンだよ、近所に分かってる奴がいたのか…、ぬかった。」って隣の駅の本屋までチャリを駆けましたわ。
そこも 1冊しかなくて、ギリ間に合ったって感覚でした。
限定本ではないので密林にでも頼めば入手は容易いですが、自分以外にアレを買ってしまう人間が近くにいたって事がショックでした。
まぁ私の想いはどうでも良いですが。
LinuxOSに関してここまで範囲を狭めた専門書は久し振りで、嬉しい限りです。
やはり良い本なのか、秋葉原の書泉ブックタワーの 3Fでも、いきなり売れ筋に入ったって何処かに出てました。
サーバーエンジニアは必携ですので、是非手に入れて読んで下さい。
何となく動かしていた常駐サーバープロセスが、一体どうやって起動されているか、よく理解できると思います。
Ubuntuはこれが 22.04LTS本なので、春に 24.04LTSがリリースされたら、後継の本を出してくれると期待しています。
取っ付きやすくて良い本なんだけど 2022年12月9日刊で少し古くなってきてしまいましたね。
あとこれ。
堅いけど、良い本なんすよ、これが。