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Windows Server Coreを Windows Admin Center(WAC)で管理

2023年8月20日

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Windows Server 2022を Server Coreで構築したので、管理を Windows Admin Center(WAC)でやってみようと思います。

Windows Server Coreインストール」で、Windows Server Coreの環境を作りました。

リモートデスクトップアクセスも可能にして、一応リモートからのサーバー管理はできるようにしたものの、Server Coreですので出てくる画面はこうです。
Server Coreのリモートデスクトップ

ここから Powershellを起動して管理できはしますが、やはり苦しい…。

Server Coreの管理に関してマイクロソフトは Windows Admin Center(WAC)推しですので、WACをクライアントにインストールして何ができるのか見てみます。

WACの実体は、ローカルとリモートに関わらず複数の Windows Serverを管理することができる WEBサーバープログラムです。

どこにインストールしておけば良いかなんですが、Windows 10にもインストールできるようなので、作業用の Windowsクライアントにインストールしてしまうのでも良いと思います。
必ずしも Windows Serverにインストールしなくても良いですね。

今回の検証環境は以下となります。

サーバー: Windows Server 2022 Server Core
クライアント: Windows Server 2022 デスクトップエクスペリエンスあり

まず WACをダウンロードしましょう。
Get started with Windows Admin Center

マイクロソフトのアカウントが必要な気がしますが、昨今のマイクロソフトの OSを使ってる方は強制的に作らされているんじゃないでしょうか。
更に個人情報をマイクロソフトに捧げますとダウンロードが可能になります。

ダウンロードが完了すると [WindowsAdminCenter2306.msi]ファイルができました。


WACを今回クライアンとして使う Windows Server 2022に上のファイルを用意し、ダブルクリックして実行しました。
WACインストーラーアイコン

[これらの条件に同意します] をチェックし、次へを押します。
WACインストール 1

私は何も変えずに次へを押しました。
WACインストール 2

常にアップデートさせたいので [更新プログラムを〜] を選択し、次へを押します。
WACインストール 3

次へを押します。
WACインストール 4

私は何も変えずに次へを押しました。
WACインストール 5

私は何も変えずにインストールを押しました。
オレオレ証明書になりますね。
WACインストール 6

待ちます。
ちょっとかかりました。
WACインストール 7

完了を押します。
対応 WEBブラウザは Edgeと Chromeだけでしたね。
Firefoxはだめ。
WACインストール 8

これで WACのインストールは完了です。


[443/tcp](https)で待ち受けていますので、クライアント(Win2022デスクトップエクスペリエンス)の Edgeで [https://localhost:443] にアクセスしました。

こんな画面。
WAC 1

左上の [+追加] をクリックします。
この間にも裏で拡張機能のインストールが進んでメッセージが出まくっていました。
WAC 2

[サーバー] の追加を押します。
クライアントOSも管理できそうですね。
WAC 3

[サーバー名] に Server Coreのマシン名「SERVERCORE」を入力してしばし待っていると、「'SERVERCORE'が検出されました」と出ました。
右下の追加を押します。
WAC 4

[SERVERCORE] をクリックします。
WAC 5

こんな感じの画面になりました。
裏ではどんどん管理対象のサーバーから情報を引っ張ってきているようでした。
WAC 6

左にあるメニューを一通り舐めてみましたが、普段 Windows Serverの GUIで管理しているものは一通りあるようでしたね。
つまり WACでアクセスできれば、リモート管理はできると。

気になるところをいくつか。(悪い意味ではなく)

Powershellが WEBブラウザ上で使えました。
GUIを使わなくてもインストールできるソフトは、ここを使ってインストールできそうですが、インストールに必要なファイルをどうやって Server Coreに持っていくかは工夫が必要ですかね。
WAC 7

「パケットキャプチャができるの?!」って驚いたら、それ用のソフトを入れるんですね。
OSに含まれるプログラムでキャプチャできたと思うけど、Server Coreだと入ってないのかな?
WAC 8

リモートデスクトップも WEBブラウザ上で使えました。
Server Coreだとこの画面ですけど、デスクトップエクスペリエンスの方なら GUIが使えるのかも。
WAC 9

Windows Serverの役割と機能はここで着けたり外したりできます。
WAC 10

他、パフォーマンスモニタはまだプレビューでしたが、WACはまだ発展途上なんですかねぇ。


使ってみた感じで、安定しているなら Windows Serverの管理は WACで十分にできそうです。

管理に WACを使用するという前提で、インターネット(危険地帯)に晒す Windows Serverは Server Coreを選択するべきなのかも知れません。

ただ Server Coreは余りに情報が少ない気がします。

インターネット上の情報がこれ程だと、実際に Server Coreで運用している現場は少なそうです。

お勉強にはなりましたが、出番があるかは分かりませんでしたね。