ささきさんからのお便り
Subroさんはどのタイミングで資格を取得されたのか、
資格取得についてのお話し
資格勉強で役に立ったこと、又はそうでないこと
資格ですか。
私が持っている資格は プロファイル に挙げておりますが、長いことやってる割には大した資格じゃないので。
資格取得のタイミングは以下でした。
- 会社で取れと強制された
- 取ると会社からお金をもらえた
自慢できる経験はでもなく、参考にもなりませんねぇ。
お金の面から言うと、情報処理技術者資格は安く、ベンダ資格はボッタクリというイメージでおります。
会社がお金をくれると言っても、受験料は 1回きりでしたので、お高いベンダ資格はとにかく「落ちれない」のが辛かったです。
いくつかありますので、それぞれの所感を。
情報処理技術者
特定の製品やソフトに関わらない抽象的な内容、ITの基礎知識なので、実務とは直結してる感じはありません。
その割に勉強が長い時間かかって面倒でした。
社内で手当がついたり、転職するときに有利になるネタではありますので取っておいて損はありません。
これは会社で圧をかけられて取りましたね。
高度情報処理技術者資格は何回か落ちて以来受験しなくなってしまいました。
Oracle Master
2科目合格して 1資格なのでお金が心配でした。
計6科目合格して最上位の Pratinumになった途端に、制度変更で Goldに落とされた恨みあり。
勉強には黒本を 3・4周して、1科目落とした以外は 1回目で合格できました。
試験の内容(≒黒本の内容)が実務に直結していて、リファレンスとして使える程です。
Oracleをやるなら取っておくと良い資格ですし、私ならこれを修めているなら「Oracleができる」と判断します。
当資格は Oracleのメジャーバージョンに固定されていまして、新バージョンが出てくると段々使えない資格になるのが嫌。
Lpic・LinuC
LinuCは日本のコンピューターメーカーが集まって作っちゃったまがいものの Lpicってイメージです。
Lpicは世界に通用して、LinuCは日本だけでしたっけね。
できた経緯も、両者で確執があったとかなんとか。
日本で働く限りはどちらでも同じだとは思いますが。
個人的な意見ですが、Linuxの基礎である Level-1を持ってる人は「『Linux全くわかんない』ではない。黒い画面で動き回れる。」と判断します。
Level-2 はデファクトスタンダードになっている特定の OSSの構築だったのですが、知らないことばかりでした。
途中まで仮想OSとして Linuxを立ち上げて実践してたんですが、途中で単なる暗記だけの試験だと分かり、実践は時間の無駄と放棄しました。
資格を取ったら、そこに載っていたサーバーをソラで立ち上げられるようになったかというと、そんな事はまったく無く。
資格がなくても内容で実際に構築してしまった方が実務で使えるようになると思いました。
「リファレンスを見りゃ良くて、暗記する必要なくね?」が本音です。
Level-3は Level-2と同じ感じの内容で、1科目なんですが Level-1・Level-2の 2科目分の受験料であり、落ちて金を失うのが嫌で受験しませんでした。
苦労の割に 5年しか有効ではないのが嫌。
Java Silver
Oracle社のベンダ資格です。
職業訓練校で取れと言うので取りました。
この資格も黒本だけ使ったんですが、Javaの理解が進んで大変良かったです。
Oracleの資格は、何でもそういう面があるんですかねぇ。
惜しむらくは私がプログラマではないことでした。
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私の数少ない資格だとこんな程度です。
情報処理技術者は地力が試される感じで、暗記だけだと覚束ない感がありました。
日々の業務でどれだけ ITに通じているかが大事だったかと。
ベンダー資格は概ね暗記だけでしたね。
だからこちらの資格取得に役に立ったものは、問題集で解答を間違えた問題に貼っておく付箋でした。
(そこを重点的に覚えるよう)
一杯資格を取る人は大したもので、いつ勉強してるんだろうと思いますね。
資格取得の過程で得られるのは正攻法で、こういう正統な修行をしている人は我流だけでやってきた人よりも強くなるように思います。
長い目で見れば効率が良い学習方法なんだと思います。
ただ中々その努力をできないのが人間でして…。
受験料の高さもさることながら、参考書や問題集も 1冊 4,000円からと思うと、1つの資格でも結構な出費になるのが痛い。
書籍をどうにか安く手に入れたいと、某古本屋チェーンや某オークションで探してみましたが、目利きのできる奴ばかりで中々良い値をつけてきやがります。
清水国明が「読んだ本はまたOoOOOへ!!」って言ってるので合格後に持っていったら、最新の問題集を 1/8くらいの値で買い叩かれました。
何ということでしょうか。
これが「アズキ本」で、参考書です。
バージョンは常に最新のものを買うようにして下さい。
こちらが「白本」で、問題集です。
私はコッチだけ買いましたが、載ってない問題がいくつか試験で出て冷や汗が出ました。